otakunonikkiya

あいどるおたくの日記です

オロロン

近鉄パッセ屋上でフラゲリリイベに行ってきた。Yes Happy!新曲、Are You Happy?………の2曲目。never mindの話がしたい。

 

 

 

はいこれここんとこで一番かわいい映像ね。要チェキ。

 

 

MVや振り、声質どれをとってもむちゃくちゃかわいい曲で、そのかわいさに気を取られていると歌詞やメロディーのほのかな切ないにおいに殺されてしまった。これ、歌詞がめちゃくちゃいい。

 

Are You Happy?で伝えたいことに沿いながらも、伝えきれなかった部分を掬うように出来ているようにも聞こえるストーリー。曲順を考えに考え抜いてこだわったというけれど、この2曲が連なっているところ、本当に良いな…。キミラシックは未視聴なので聴いたらまた改めて曲順を味わうとして。

 

個人的にヲタクの私にも刺さる詞であれば、人間生活を営む私に刺さる詞でもあった。「何と戦っているのか見失う」ことも「ありがとうとかごめんねを「ちゃんと言うように」してた」ことも「裏返しすぎた優しさはどれがオモテかわかんない」なことも、そういう誰にも経験がありそうでなさそうでありそうな、万人に共感を得られるような詞なのに僕に向けてあてられているような、君は君しかいないだろ、と思えるような、そういう力のある歌詞だからか、最初に聴いた時に一発目でほろほろ涙が溢れた。

 

最後の最後、みんなでオロロンと笑顔で泣いて歌った後にやってくる歌詞が

 

「必ず来るよ 悲しい夜は せめてそれまで 笑っていたいから」

 

なのは本当にギュッと心を潰されるような良さがある。悲しい夜は必ず来るんですよ。ここでいう悲しい夜、みんなは何を思い浮かべたんだろうな。そうだな例えば好きなアイドルがいなくなって涙を流す夜かな。あーしんどいな、それは本当にしんどいな。必ず来るんですよ。いつまでも、あると思うな、親と金と推しメン。いやはや、それだけじゃないけどね。その悲しさの大小さまざまに、つらくなるような、胸の痛むような、枕を濡らすような夜っていうのは、きっとみんなに等しく訪れているし、訪れる。訪れ続けるんでしょうよ。あーつらい。つらいね。私は悲しい思いをしたくない。いつか来ることがわかっていても、わかっていないフリをしたい。やだね。そこに目を向けて、でも目を向けても楽しみましょうよと。だからってずっと悲しむ必要なんてないよと。それまで笑えばいいじゃないと。いい歌詞だよね。なんだろうね、大人だよね。悲しい夜が必ず来ることがわかってて、笑えるのは大人なのよ。だからイクローさんはすごいし、イエハピちゃんが歌ってくれるのはすごい。イエハピちゃんにはいつまでも子どもでい続けられるネバーランドの要素も、楽しいばかりじゃない大人の現実を笑顔で生きるような要素も、どちらと絶妙に持っているところが好きなので、なのでこの曲を楽しそうにふざけながら歌う姿がめちゃくちゃ響くんだろう。

 

「笑ってほしい」を連呼するところも大好き。そこに付け加えられるのが「君のために」「僕のために」っていうところがまた。そうだな、「僕のために」笑ってほしい、って言葉になっている歌詞ってあんまり見ないかもしれない。でもその通りだな。いつだってみんなに笑ってほしい。悲しい夜が来るまでみんなに笑ってほしい。それは君や他の誰かのためであるのと同時に自分のため、自分が笑うためだって、そうやって思っててもいいんだって思う。いいね。ほんとマジいいねこの歌詞。天才か?天才なんかね。この歌詞で思い切りふざけるのも天才だね。Are You Happy?のMVで目ひんむきパンダのさやちゃん見た時に泣いたみたいな、あの感情をめちゃくちゃ刺激してくるやん今回。ずるいな。あーずるいな。

 

 

 

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今日初めて生で聴いて、かわいすぎて胸が痛くなりながらもMV以上にこの曲のかわいいだけじゃない部分を肌で感じた気がした。まったく困っちゃうほどいい曲歌うな〜〜〜〜〜〜って改めて思った。ずる〜〜〜〜もっともっともっと見たいな〜〜〜〜。 

 

 

ちなみになんだかんだと一番好きなのは「気にしないでよ ねえ 君のために生きることに決めてるのに」です。カーーーーーーーーーッ!君のために生きさせてくれ!