otakunonikkiya

あいどるおたくの日記です

2023.3.28 いつもここで待ってるよ、の話

大好きなアイドルが解散した。

 

 

大好きなアイドルグループとの別れは過去に2回あり、1回は解散、2回はそれぞれの方向に進む(まあ卒業かなあ)という形で、ありがたいことに暗かったり悲しかったり怒ったりなどといった嫌めの感じの別れではなく、むしろ円満で、アイドルシーンを見ていると円満に推しグループの形が大きく変わるというのは昨今まあまあラッキー側のオタクということがわかる。

 

Lovelysオタク人生を振り返るときに、さてどこから振り返るか、と思うんだけど、確実に私の人間生活の中でも鮮烈な日であった4人時代のひらパーの話は擦りすぎているし、繋がってはいるけどまた私の中で違う引き出しだなあとも思うのでここでは開けられない。

と、なると、Lovelysの出会いはまさかの、ほんまのほんまの2人のスタートから、ということになる。私はアイドルのスタートからラストまで見たのは初めてで、この先そういうことが果たしてあるかどうかは置いといて、初めて最初から最後まで見ることができたアイドルがLovelysであることはなんてうれしいことなんだろ、って思う。

 

 

思い出話だけでブログを書いてしまうのもいいんやろうけど私は2023年の328日の話をしに来たのである。前置きから脱線しててまとまった文章向いてなさすぎているのである。自覚はある。

 

 

 

 

なんばhatchなあ、なんばhatch大きかったなあ。ありがてえことにいい番号が取れたので、最初の方に入場して席に座ったわけだけども、開場に入って、うわあどこ座ろうとか考えているときのあの景色とかワクワクとかやっぱ大きい会場ならでは。花道があるのも嬉しかった。センターステージの前に座ると、花道を横目に見ることになり、花道の先端までアイドルが進むと、スポットライトに照らされたアイドルの背中と花道センターにいるオタクが見える。あの光景がね、ぼかあほんとに泣けるんですよ。アイドルの背中からしか得られない栄養がある。

 

そんなこんなで開演。この数ヶ月、東名阪ツアーで見まくった相変わらずめちゃめちゃ完成度の高いオープニング映像が流れ、いつもの手拍子といつもの静けさが訪れた後の、Lovelysバン!!照明バン!!「信じていればきっと」歌い出しバン!!!ツアーで初めて聴いた新曲、こんなに開幕にふさわしい曲あるんか?というくらいバチッとボルテージ上げてくれる始まり方、どんなライブハウスにも似合っていたけどなんだかこの日こうやって始める為に産まれたのかい、きみは、みたいな言葉を今耳に流れている『Be Ambitious〜夢の途中〜』にかけている。今回のツアーのセトリのなにが好きってほんと序盤の猛攻なんだよな、それをこの曲が先陣きってやったところがめちゃくちゃに好き。

 

そこから続く曲、慣れ親しんだ振りをコピしながら、名前を呼びながら(声出し可本当にありがとう)もう3曲目あたりで解散ライブってことがぶっ飛んでめちゃくちゃ楽し〜〜〜〜〜〜!!!一色になってた気がするね。りおちゃんとしゃきちゃんの楽しそうな顔よ、うれしそうな顔よ、めちゃくちゃいいステージであんな顔が見れたらオタクはもう目の前のライブを楽しむことしかできないし、それしかやらんでええ。

 

4人時代を思い起こさせるような流れ、たくさん楽しませてくれたハローのカバー、相変わらず本当に今日解散するんか?みたいなおもろいMC、世界で一番きれいなドレス姿、メリゴの落ちサビ、『今、キミに贈る歌』のすべての瞬間、泣いて泣いてぐちゃぐちゃになっていた2人の姿、すっごく嬉しそうに歌っていた2人の姿、お互いのことめちゃめちゃ大好きだった2人の姿。全部全部大切な記憶すぎて、このままだと死ぬときに見る走馬灯、尺が1分しかなくても8割なんばhatch公演かもしれん。

本当にいいライブだった。私はめちゃくちゃ2人のことが大好きだった。

 

 

 

しゃきちゃんの真っ直ぐで熱く努力家なところは、オタク側からも、あと色々読むに同業者(同業者て)や関係者側からも言われてることなんだけど、そういうところが本当に眩しくてめちゃめちゃ元気にさせてもらったなあ。一言で表してしまったけど一言で表すにはどれもあまりに難しいことで、もちろんしゃきちゃんだって簡単にやっているわけではないんだろうけど、本当に、簡単にできることでも簡単になれることでもない。初めて見た時に『飛び道具』と称されて、MCでは確かにぶっ飛んでるなと思った印象もあったし、第一印象から大きく動いたのはこの人かもなあという気がする。しゃきちゃんはファイナルのMCでも言ってたけど「一度も辞めたいと思ったことがない」そう。本当にいつも楽しそうに過ごしていたし、悔しい時も悲しい時も悔しいし悲しいと口にしていたし、眠い時も眠い顔に書いて口にまで出していた。だから何度も何度も節目のライブで話していた、「辞めたいと思ったことがない」は本当に辞めたいと思ったことないんだろうな、とか思う。アイドルのこと知らんけど辞めたいと思ったことないの、すごない?それだけラブリーズを愛して、それだけりおちゃんのことが大好きで、それだけLovelysとしての活動が楽しかったんだろうな、ということがもう、痛いくらい伝わる。それがどれだけ嬉しいことか、好きなアイドルが好きなグループを愛していることがどれだけ嬉しいことか。いつでも素直に気持ちを言葉にしていたしゃきちゃんのことが私は本当に大好き、これからもどうかそのままのしゃきちゃんで頑張ってほしいし、いつまでも私の元気の源であるのだろうなと思いました。これからも応援していく所存でございます。

 

 

りおちゃんの大好きなところ、どんな時でもビシってキメてくれるところ、しゃきちゃんのこと大好きなところ、ツッコミが本当に切れ味抜群なところ、とにもかくにも自分のかわいさのタイプを理解していて、それを上手に活かして発信しているところ、めちゃめちゃかわいいのに普通にスレてるところ、そりゃあたくさんたくさんある、アイドルとして、こうあれば最強という部分(私の中の理想の話です)が全部詰まった、私の中の王道をいくのが宮崎梨緒ちゃんだった。なにも完全無欠、オフなところは見せませんというのが王道だと思っておらず、王の道は人の数だけオタクの数だけあると思っているので、りおちゃんはまさしく私の中の王の道を闊歩されておった。りおちゃんのことをずーっと"Lovelysの主人公"だと思っていて、まあ単純にリーダーだからとか、長いことおるからだとか、そういう側面もあるんだろうけど、なんかなんとなく真ん中のイメージがずっとある。それは私の中の王道論にハマっていたから、というのもあるのかもないのかもまあわからんけど(わからんのや)とにかくずっと私の中でLovelysの主人公だったのだ。

だからこそ、りおちゃんがLovelysについて語る一言一言が私にはやはり他の言葉とは全然違う重みを感じたし、響いたし、泣いたり、気持ちを再確認したり、そういった、えらく揺さぶられるのが彼女の言葉だったし、歌だったし、ステージだった。この人のステージでみなぎっていた力は確かにあったからそれがこの先定期的に得られることはなくなるのかと思うととても寂しいけど、でもりおちゃんのことはいつまで経っても思い出せるし、その度に力をもらうんだと思う。そういう言葉を残してくれたので。こんなにアイドルだった人も、私の人生において他にない。と、言い切ってもいい。齢29にして人生晩年の心持ち。どうかどうか、この先も幸せいっぱいの光溢れる人生でありますようにと願うばかりです。

 

 

 

 

とまあ思い入れがありすぎて、アイドルの話なのに歌とかダンスとか顔の話をすっ飛ばしまくってるんだけど、その辺の話はツイッターの私に任せた。

 

私はLovelysというアイドルに出会えて本当によかったし、うれしいし、幸せだと思った。何度も何度も思ってきたことだけど、最後の日にまた改めて、なんなら新鮮に思えたのは、これ以上なく幸せなオタクだったんだろうなと思う。

 

以前オタクと、現場に行って喜ばせてくれるアイドルはもちろん偉いけど、日常生活まで、自分自身にまで影響を及ぼしてくれるアイドルなんてなかなか出会えないね、という話をしたことがある。

私はLovelysに出会って間違いなく成長できた部分があるし、Lovelysがおってくれたから日常で踏ん張れたことは数多くあるし、Lovelysが好きだったから楽しかった毎日があって、Lovelysを追いかけていた頃の思い出が助けてくれることがこれからもたくさんある。

ひっくるめて感謝しかないんだよなあ、私はとってもあの2人に感謝をしてるんだなあ。

 

ツアー全通特典のzoomミーティングで、気持ちを言葉にするには時間がかかる、という話をして、私は本当に対面で人と喋るのが苦手で、アイドルに限らず緊張してしまい言葉も浮かばなくなるのだけど、そんなオタクに「じゃあブログやね」「(ツイッター)レポ好きだよ」と決して対面している今の付け焼き刃的なフォローとかではなく、私のことを見て話をしてくれている姿が本当に本当にやさしかったし、そこまでオタクに対してできるアイドルがいったいどれほどおるんか、そもそも普通の人間関係でもみんなそれが簡単にできるわけじゃないってことがわかるのに。Lovelysが、「私たちはふぁみりーずのことが本当に好きなんだよ」とことあるごとに口にしていたけど、ファイナル参加の感想で、ファンのことにまで言及している関係者の多さよ。Lovelysが愛していたからこそ、客席を含めた光景があの2階に美しく映ったんだろうな。そんなLovelysの愛した景色の中のひとつであれたことが、やっぱりなによりの宝だと思うし、幸せ者だなと、思うわけでした。

 

 

 

これからもLovelys2人に、りおちゃんとしゃきちゃんに幸せがいっぱい訪れますように。愛せるものにたくさん出会って、たくさん愛されますように。もうもうそれだけです。んめっちゃ大好き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!たくさんの幸せをありがと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!